大雨や強風などの自然環境に毎日さらされている外壁、屋根は、思った以上にダメージを受けています。
大切なお住まいを守るため、メンテナンスもかねて外壁塗装を検討してはいかがでしょうか。
住まいのイシハラでは、外壁塗装の正しい施工工程によって塗料の性能を最大限に発揮。
大切なお住まいへ、ていねいに施工します。
今回は、外壁塗装の流れと押さえておきたいポイントを解説します。
外壁塗装の流れ1.事前準備
はじめに、作業に必要なものを準備します。
まずは、職人の安全確保のために欠かせない足場組みから。
足場は、高い場所での塗装作業を安定させる役割もあります。
次に、養生。
「養生」とは、シートを敷いたりビニールを貼ったりして、塗装しない部分を覆うことです。
洗浄水や塗料の飛散防止のため、メッシュネットなどを用いて覆います。
室内や屋外設備を汚さないことはもちろん、近隣住宅への迷惑とならないよう配慮します。
押さえておきたいポイント!!
汚さないためにしっかりとカバー(養生)ができているか
外壁塗装の流れ2.バイオ高圧洗浄
外壁にこびりついた汚れを、水できれいに洗い流します。
女性のメイクに例えると、メイク前に汚れを落としてきれいにする洗顔の部分です。
外壁に劣化や痛みがある場合は、それぞれに合う方法でていねいに補修します。
バイオ高圧洗浄は、塗料を塗る前の準備として大切な作業の一つです。
ベースとなる外壁がきれいになっていないと、塗装が剥がれ落ちる原因に。
外壁塗装の仕上がりにも影響する繊細な作業を、経験のある職人がしっかりと行います。
押さえておきたいポイント!!
ベース(外壁)をきれいに洗っているか?
劣化や痛みの補修はされているか?
外壁塗装の流れ3.下地補修
高圧洗浄が終わったら、壁面のホコリやゴミ、さび、浮き上がった古い塗膜などを取り除くケレン作業に入ります。
高圧洗浄で落とせなかった汚れを、一つ一つ注意深く落とすのです。
次に、ヒビ割れた部分へのシーリング(コーキング)処理、剥がれた塗料の除去、さび止めの塗布などの下地補修に入ります。
下地補修は、時に塗装作業より時間がかかることがあります。
どんなに優れた塗料を使っても、適切な処理なしには納得のいく外壁塗装を施せないからです。
ケレン作業、下地補修は、塗料の密着性を高め、長持ちさせる役割もあります。
リフォーム後のきれいな状態を持続するためにも必ず行います。
押さえておきたいポイント!!
塗料の塗る前のケレン作業、下地補修をていねいに行っているか?
外壁塗装の流れ4.塗装
いよいよ塗装作業です。
ここまで、足場組み・養生・高圧洗浄・下地補修と段階をふんで準備してきましたが、ついに本番といったところでしょうか。
塗装作業では、下塗り・中塗り・仕上げ塗りと3つの工程に沿ってていねいに行います。
4-1.下塗り
塗装作業のなかで、一番はじめの工程を「下塗り」といいます。
外壁材と下塗り以降に使う塗料との密着性をよくし、剥がれにくい塗膜を作る役割があります。
塗装の発色もよくなり、思いどおりの色を実現するために重要な作業です。
4-2.中塗り
下塗りと仕上げ塗り(上塗り)の間の工程を「中塗り」といいます。
平らでなめらかな下地を作ったり、仕上げの塗料を補強したりする作業です。
女性のメイクでいう、化粧下地の部分にあたります。
一般的に、塗料は仕上げ塗りと同じものを使用します。
塗料を1回塗っただけでは、下塗り剤のなかに吸収されてしまい十分に仕上げることができません。
そこで住まいのイシハラでは、数回に分けてていねいに塗装します。
塗り残しやムラがなく、塗装仕上げの精度を高めるためにも効果的です。
見積りの段階で、何回塗るかをきちんと打ち合わせいたします。
押さえておきたいポイント!!
ていねいな塗装が欠かせない。何回塗るのか事前に確認しておこう
4-3.仕上げ塗り
中塗りをした後、最後の塗装工程を「仕上げ塗り(上塗り)」といいます。
最も人目につき、お住まいの外観を決める大切な仕上げの部分です。
塗料は、中塗りと同じものを使います。
厚みをつけることで、塗料の機能性を最大限に発揮。
さらに、仕上げ塗りを2回施して耐久性も確保します。
工程に時間を要しますが、見た目のきれいさだけではないお住まいのための施工を心がけております。
外壁塗装の流れ5.付帯部の塗装
外壁や屋根の塗装が終わったら、付帯部の施工に入ります。
せっかく外壁や屋根をきれいにしても、付帯部の細かいところまで塗装しなければ、全体的な印象は劣ってしまうのです。
雨どいや通気口、鼻隠し、破風(はふ)など、最後までていねいに行います。
見積りの段階で、必要な塗装箇所をご提案・確認いたします。
外壁塗装の流れ6.点検
すべての塗装作業が終わったら、仕様書と照らし合わせながら点検をします。
仕上がり具合、塗り残しやムラ、周囲に塗料が飛び散っていないかなど細かくチェックします。
何か気になる点があればこの段階でお伺いし、やり直しいたします。
外壁塗装の流れ7.片付け・解体
点検作業も完了し、すべての工程が終了したら、片付けと足場・養生の解体を行います。
解体に際し、部品がお住まいを傷つけないよう最後まで細心の注意を払います。
まとめ
外壁塗装がどのような流れで進むのかを知っておくと、施工業者にされるがままではなく安心して工事を見守れるかと思います。
疑問点や不安なことがあれば、早いうちに確認しておきましょう。
住まいのイシハラの外壁塗装では、他社と比べ、施工工程を多く設定しています。
必要な作業に十分な時間をかけることで、大切なお住まいの外壁や屋根を自信を持ってよみがえらせます。
外壁塗装なら住まいのイシハラ。ぜひお任せください。